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先日セッションをした猫ちゃんのお話です。
その猫ちゃんは闘病中で余命宣告も受けており、
痛みとの戦いの毎日で
飼い主様としては見ているのも辛く、
見込みもないのだから
安楽死をさせてあげた方が
この子にとっていいのではないかととても悩まれ、
この子の意見を尊重したいとのことで
お話に来てくださいました。
とてもデリケートな内容ですが、
飼い主様の気持ちや今の病状、
安楽死のことなどを説明し、
気持ちを聞いてみると
「ちゃんと最後まで生きさせて欲しい。
ここまでちゃんと生きたのに
可哀想だからって哀れみの理由で
さよならは嫌なの。
歳とともに体が弱ってくるのは
自然の摂理だから仕方ないんだよ。
だから私は悲観してないよ。
最期のその時がくるまで
ちゃんと頑張りたい。
生きるってそういうことでしょ?」
と返ってきました。
生きるってそういうこと
この言葉に
なんとも言えない衝撃を感じました。
もちろん全ての動物たちが
こう思っているわけではないでしょう。
人間と同じで動物と十人十色
動物にもいろんな意見があると思います。
安楽死という選択が
可哀想なわけではありません。
実は私も昔
(まだアニマルコミュニケーションを
習得していなかった頃)
過去に同じような状況になり、
安楽死という選択をしたことがありますが、
その後も自分の選択にずっと
心にモヤモヤが引っかかっていました。
アニマルコミュニケーションを習得してすぐに、
このことについてお話をしてみました。
するとその子は
「私のために苦しんで
選択してくれてありがとう。
長く一緒に居られなくてごめんね。
そういう運命だったの。
恨んでるわけなんかないよ!
そんな選択をさせざるを得なかったこと、
どんな気持ちで決めたんだろうって思うと
申し訳なかったなと思うけど、
私のことを思って決めてくれたこと
感謝してるよ。」
と伝えてくれました。
お世辞や気遣いではなく
紛れもなく本心として伝わってきました。
もし、最初の猫ちゃんが
そういう結果になっていたとしても
それはそれで自分の人生であり
飼い主様の愛情なのだと
純粋に受け取ってくれていたと思います。
以前、書いたこの記事では、
安楽死ではなく延命治療をしたいかどうかという
お話をしたことについて書いたのですが、
「人間って本当に不思議だよね〜。
なんで楽になるその時が
自然に近づいてきてるっていうのに、
わざわざ痛い思いや
苦しい思いをしてまでも
少しでも長く生きようって思うの?
自分の病気の時でもそうするんでしょ?」
と不思議そうにしていましたが、
「でも、お母さんが
僕に一日でも長く
生きていて欲しいと思っているんだったら
お母さんの好きなようにしていいよ。
お母さんが決めたことだったら
それでいいと思う。」
と伝えてくれました。
動物は皆
いつかは死ぬということを理解し
そしてそれをちゃんと
受け入れているのですよね…
無理に伸ばすことも
早めることも考えていません。
人間みたいな知識があるわけではないのに
誰が教えるでもなく自分の最期を理解しているのは
やっぱり純粋であり
今を生きているからなのでしょうか。
そしてどんな時でも
自分より大切な相手
家族の幸せは自分の幸せであると
心から思ってくれている
無償の愛の塊のような存在なのだと
改めて気付かされます
飼い主様のことを責めている子に
私は出会ったことがありません。
お空の子に何かしらの後悔の気持ちを
抱いている方がいらっしゃれば
動物たちはそのことを
恨んだり怒ったりしていないはずですよ
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